今回は、学生さんが病院実習へ望む際の心構えをまとめていきます。
はじめに
コメディカルの学生さんが避けては通れぬ道、それが病院実習です。学校で学んだことを実際の臨床現場を通して確認し、より確実なものにするためにカリキュラムに組み込まれています。
ういろーの病院では、毎年実習生を受け入れています。年間10人以上は来ていると思います。
そんな病院実習に対して、ういろーが思う実習生の心構えを3つ紹介します。
社会的な常識を身につけよう
まず、一番はこれです。皆さん社会的な常識はありますか。アルバイトなどをした経験のある方はまず問題ないと思いますが、たまに「えっ、、」と思うような言動をしてしまう学生さんがいます。
実習生さんにまずしてほしいこと、
それはあいさつです。
朝操作室にきて「おはようございます」
検査の終わった患者さんに対して「お疲れ様でした」
自分が休憩に行く際の「ありがとうございました」
これをまず言うように意識しましょう。これらの言葉を言うだけで、だいぶ印象が違います。そして、大きい声で言いましょう。委縮してしまう気持ちもわかりますが、いつもより意識して2倍の大きさの声を出しましょう。
また、実習生という立場を理解しましょう。
まれにですが、勝手に多職種に声をかけたり、常識の範疇を超えた行動をする方がいます。
何かをするときは、必ず担当する技師の許可をもらいましょう。声をかけられて嫌がる技師はいません。よっぽど勝手な行動をされる方が嫌がられます。
「教えていただいている」という気持ち(本当は思っていなくても)を忘れずに実習に臨みましょう。
わからないときはわからないと言おう
皆さん、技師に質問されて、わからないときはどうしますか?
「えーっとー、、」と言って技師が何か助け舟をだしてくれることを待ちますか?
以前、ちょっと聞いたことある言葉を言ってみて、こちらの様子をうかがう実習生がいて、ういろーはあまり良い気分はしませんでした。「こいつまたやってるよ」って内心思ってました。
そういうときは、
「わかりません」
とはっきりと言いましょう。別にわからなくていいんです。
早く教えろやくらい厚かましい気持ちでいきましょう。
嘘でもいいから反応しよう
皆さんリアクションを大切にしましょう。
こちらが一生懸命「これがT1強調だ!!」と説明しても、
テンション低めに「へー」とか「なるほどですねー」とか、
明らかにリアクションが悪い実習生ってたまにいます。メモも取らない方もまれにいます。
こういうリアクションをされると、説明する気が本当になくなります。聞く力、大事です。
皆さん、嘘でもいいから目を輝かせてハイテンションで反応しましょう。
まとめ
今回は、避けては通れぬ道、病院実習における心構えについてまとめました。
緊張しますよね。行きたくないなって思いますよね。
でも、せっかくのいい機会です。大切にしましょう。
ういろーは、病院実習に臨む学生さんを全力でサポートします。
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