今回は、CT認定試験予想問題第21問から第30問です。
問題作るのって、結構楽しいなと最近思っています。いつか、解説も載せたいなと考えておりますが、いつになることやら、、、。万が一コメントなので要望があれば、やる可能性が上がりますけどね。
第21問~第30問
正解21. 造影に関して、正しい記述はどれか。2つ選べ。
1. 動脈相では、細胞外液量に比例したコントラストが得られる
2. CTで使用される非イオン性ヨード造影剤は細胞外液にのみ分布する
3. 平衡相では、毛細血管の量に比例したコントラストが得られる
4. CTで使用される非イオン性ヨード造影剤はBBBを通過する
5. タンパク質と未結合の造影剤は主に腎臓の糸球体ろ過により排泄される
正解:2,5
正解22. TECからはわからないものはどれか。1つ選べ。
1. 造影剤到達時間
2. 最大CT値
3. 造影剤投与量
4. 平衡相CT値
5. ピーク時間
正解:3
正解23. 被ばくの正当化をするものはだれか。2つ選べ。
1. 医師
2. 歯科医師
3. 看護師
4. 診療放射線技師
5. X線CT認定技師
正解:不明です。誰か教えてください。個人的には1,4と考えています。
正解24. ノイズに関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。
1. mAの平方根に比例する
2. 水ファントムで評価する
3. スムーズなフィルタ関数により、ノイズは増加する
4. ノイズのSD値は視覚的な評価量と一致する
5. 管電圧を低下させると、ノイズは増加する
正解:2,5
正解25. CTDIを変化させる項目はどれか。2つ選べ。
1. 管電圧
2. 空間分解能
3. DFOV
4. ヘリカルピッチ
5. スライス厚
正解:1,4
正解26. 線量の評価値に関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 等価線量では装置間の比較はできない
2. 実効線量を用いて、防護の計画と最適化を行うことができる
3. 実効線量は実測不可能な値である
4. 実効線量は疫学研究に用いられる
5. 実効線量は特定の個人の線量を表している
正解:2,3
正解27. DRLsに関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 頭部は32cmファントムで評価する
2. 1つの検査ごとにDRLsと比較する
3. 成人でも小児でも、部位による区分はない
4. 最新版は2020である
5. 以前のものと比較して、最新版では標準体重が変更されている
正解:4,5
正解28. 小児に関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。
1. 低年齢になるほど、呼吸回数や心拍数は低下する
2. 脳の皮髄コントラストは1歳ころに最大となる
3. 成人と比べて、腹腔内の脂肪量が少ない
4. 小児では腹式呼吸が主体となる
5. 成人と比べて、頭部の水分の含有量は少ない
正解:3,4
正解29. 次のパターンファントムで変化させたパラメータはなにか。1つ選べ。
1. 再構成関数
2. ヘリカルピッチ
3. DFOV
4. 回転時間
5. SFOV
正解:1 この問題はいまいちかなと考えています。ですが、実際に出題されていました。
正解30. CT検査において、メルクマールとして用いられる項目はどれか。2つ選べ。
1. 第12肋骨
2. 環椎
3. 尾骨
4. 剣状突起
5. 恥骨
正解:1,2
まとめ
いかがでしたでしょうか。前回に続いてあまり技術的ではない問題が多かったですね。
画像の映りが悪くて申し訳ありません。今後の検討課題とさせてください。
あと20問。頑張ります!!
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