CT認定合格!問題を公開します。Part4

CT
こんにちは!放射線技師のういろーです!

今回は、CT認定試験予想問題第31問から第40問です。

どんな試験でもそうですが、過去問で勉強するのが合格への一番の近道だと思っています。

そういった意味では、私が作成しているこの問題たちは本番とほぼ同じであるため、皆様のお役に立てるのではないかと考えています。

第31問~第40問

正解

31.       整形領域において、正しい組合せはどれか。2つ選べ。

1. 脛骨高原骨折‐VR
2. 腰椎ヘルニア‐椎弓に沿ったMPR
3. 舟状骨骨折-長軸MPR
4. 脊柱管狭窄症‐冠状断
5. 足関節脱臼骨折‐MinIP像

正解:1,3

正解

32.       肺野型肺がんの所見として、正しいものはどれか。2つ選べ。

1. スピキュラ
2. ランダムパターン
3. 進展する範囲が肺区域を超えない
4. 胸膜陥入像
5. 気管支と伴走する肺動脈の巻き込み

正解:1,4

正解

33.      画像表示法として正しい記述はどれか。2つ選べ。

1. VRにおける陰影処理は、ランバートの余弦則に従う
2. CPRは、任意に結んだ点を通る曲面を抽出して表示する
3. MIPは、高いコントラストのCT画像から血管の三次元的走行などを観察する場合に有効
4. MPRは不透明度というパラメータを用いて、任意断面を表示する
5. VEはCT値差を利用するため、視覚での質的情報と高い確率で一致する

正解:1,2

正解

34.      大動脈解離について正しい記述はどれか。2つ選べ。

1. 偽腔開存型と真腔閉鎖型に分類される
2. 石灰化の血管内への内方変位が見られる
3. 上行大動脈に解離が及んでいるものはstanford B 型に分類される
4. マントルサインが見られる
5. 単純撮影は特に必要とされない

正解:2,4

正解

35.      血管系の記載について、正しい記述はどれか。2つ選べ。

1. 浅大腿動脈は膝窩動脈となり、前脛骨動脈・後脛骨動脈・腓骨動脈へと分岐する
2. 腹腔動脈は、総肝動脈、脾動脈、右胃動脈へと分岐する
3. 回結腸動脈、右結腸動脈、中結腸動脈の右枝は上腸間膜動脈から分岐する
4. 胸部大動脈から、直接左鎖骨下動脈が分岐する
5. adamkiewicz動脈とは、後脊髄動脈へと血液を供給する最も太い血管を言う

正解:1,3

正解

36.      外傷に関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。

1.  ハングマン骨折は歯突起骨折のことをいう
2. 仮性動脈瘤の方が、大出血の可能性があるため、活動性出血よりも緊急度が高い
3. 縦隔に血種を認める場合、胸部大動脈の損傷を疑う
4. 骨盤骨折をきたしている場合、大出血の可能性がある
5. 泌尿器損傷が疑われる場合、遅延相を撮影する必要はない

正解:3,4

正解

37.      消化管に関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 上行結腸・下行結腸・直腸は後腹膜に固定されている
2. 膵臓は内分泌器官であるが、外分泌器官ではない
3. 膵臓は胃十二指腸動脈系と脾動脈系の異なる2つの動脈血流によって支配される
4. 食道には、胃や大腸と同様に漿膜という強い膜がある
5. 胆汁は胃に脂肪が到達すると肝臓から排出される

正解:1,3

正解

38.      動脈瘤のある場所はどこか。1つ選べ。

1. 前交通動脈起始部
2. 中大脳動脈 M2
3. 前大脳動脈起始部
4. 内頚動脈後交通動脈部
5. 上小脳動脈起始部

正解:4 

本番の試験ではもう少し、見慣れない角度のVRが出題されていました。好発部位を覚えるところから始めましょう。

正解

39.      腫瘤がある肺区域として正しいものはどれか。1つ選べ。

1. S5
2. S6
3. S7
4. S8
5. S9

正解:ごめんなさい、自信がありません。右肺の背側にある腫瘤の肺区域を選択する問題ではありました。

正解

40.      腎臓領域に関する記述で正しいものはどれか。2つ選べ。

1. 排泄相も撮影する際は、水負荷をすることが望ましい
2. 単純の撮影が必要である
3. 造影剤を注入すると、まず髄質が染まり、次に皮質が染まる
4. X線陰性結石はCT検査でも描出が難しい
5. 腎細胞がんには被膜、隔壁はない

正解:1,2

まとめ

第40問まで公開しました。

何度も申し上げますが、これは私が試験を受けた際に出題されていた問題たちを、できるだけ覚えてきたものであるため、正確性はかなり高いと自負しております。

とりあえず、この問題たちを解くことから始め、わからないところや理解が甘い部分などは、教科書で確認していく作業を繰り返すことが、合格への近道と考えます。

私にできることであればなんでもします。

私は皆様を全力でサポートします。

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